ジャスト・ライド
- tyamasaki82
- 4月11日
- 読了時間: 2分

「ジャスト・ライド」グラント・ピーターセン著 株式会社ヴァイン 発行の本の題名。私はこの本に主張されている著者の考え方がすごく好きだ。内容は簡単に言うと、もっと気楽に自転車に乗ればいいじゃないかと言う内容の本だ。特にレーサーと一般のレーサー以外のアンレーサーの方についての記述面白い。服装や道具、その他諸々、プロのような格好、乗り方をしなくても良いはず、いやむしろ街乗りでは合理的でない、と主張する。自転車業界で長く働いてきた方の意見だけに大変説得力があるし、共感できる部分が多い。服装については自転車だけでなく、オートバイ業界でも服装やプロテクターの着用の是非など、YouTubeなどでよく炎上しする。安全管理については軽々な意見は言えないが。自転車については街乗りの服装という意味でヘルメットを除いて、レーサーのような服装は「しなければならない」必要はないと思う。最も本人がそれが「好き」でやっていて「楽しい」のであればそれで十分に良いことだと思うし、応援したいと思う。他人がとやかく言うことではない。本人の好きな格好で乗れば良いと思う。とにかく日本国内において、他人の服装に対してとやかく言いたがる風潮が息苦しい世の中を作り出しているように感じるのは私だけだろうか。オートバイの場合は、レーサーのような革ツナギを着て走る人はほとんど見かけないので、そこは自転車とはずいぶん違うところだ。オートバイ乗りの場合は、一般的なイメージの革ジャンとデニムというスタイルの方がバイク乗りでも実際の街では少数派のように思う。ただ、そのような格好をしている方を見ると「バイク好きななのかなぁ」とやけに親近感を勝手に持って、勝手に応援したくなる自分がいる。自転車乗りについても、バリバリの自転車ウェアやグローブをしているのも見ると、よほどひどい運転をしない限りにおいては、「楽しそうでよかったね」と応援したくなるのである。私自身、オートバイも自転車も大好きなので、「ライダー応援」を出来る範囲で発信してゆきたい。
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